葬儀の形式は家族葬が主流

近年、故人や遺族の希望を葬儀会社が取り入れていった結果、葬儀は多様な形で行われるようになっています。

一般葬の他、家族葬、社葬、火葬(直葬)などの形式があります。一般葬は従来のやり方を踏襲した葬儀形式です。家族葬はもとは家族のみで執り行うものでしたが、最近では故人とごく親しい間柄で会った親族や知人を招いて小規模で行うやり方です。社葬は、会長や社長、会社に貢献した社員の葬儀の喪主を会社が務めるというもの。火葬は直葬とも呼ばれ、通夜式や告別式を行わず火葬のみを行う葬儀をいいます。

データバンクが2015年3月に行った調査によると、家族葬が行われた割合は61.8%と突出して多く、一般葬17.7%、火葬式が16.2%、大型葬は4.4%でした。家族葬がこれだけ増えている理由には、遺族の精神的、経済的負担がもっとも少ないことがあげられます。多くの弔問客に対応する必要がなく、小規模のためかかる費用も多くありません。また気心の知れた間柄の人間同士で故人をゆっくり見送れるということも大きいでしょう。

ただし、多くの家庭で行われるようになったとはいえ、まだまだ地域によっては伝統を重視する風潮が根強いところも多く、家族葬を行う場合は周囲の理解が必要な場合があります。上記以外に、通夜式を行わず、葬儀と告別式のみを行う一日葬や、葬儀の間故人の好んだ音楽を流してお別れをする音楽葬など、従来のやり方にこだわらない葬儀が増えてきています。

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